有限会社シーズプランニング一級建築士事務所
http://www.eonet.ne.jp/~seeds-planning/index.html
大阪府下を中心に土地活用を主軸にしたマンションプランニングを手掛けている建築士事務所。
インテリアコーディネーター/一級建築士
新治 照美 さん

インテリアの世界に入られたきっかけを教えてください。

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「小さい頃から洋服が好きだったので、最初に就いた仕事はファッションデザイナーでした。それはそれで充実していたんですが、ファッションって移り変わりが激しいので、いいものを作ってもすぐに流れて行きます。何か形が残るような仕事をしたいな、と思っていた時、たまたま友人から『インテリアコーディネーターという資格があるらしいから一緒に取りに行こう』と誘われたのがきっかけですね。そんなお付き合い感覚で勉強を始めたんですが、おかげさまで無事合格できました。」

インテリアコーディネーターとしてやりがいのある仕事は?

「モデル(ハウス・モデルルーム)や新築も、もちろんやりがいはありますが、私はリフォームの仕事が一番楽しいですね。今住んでいる家のことだから施主様は不満点がはっきりしています。それを施主様の予想を超える提案で解決して差し上げるのがインテリアに携わる者の使命であり、この仕事のおもしろさだと思います。
完成した時、施主様から『そんなところまで考えてくださったのですね、ありがとう』という言葉をもらえたら、それまでの疲れも吹っ飛びますね。」

新治さんのインテリアプランの一例

お友達を呼んでパーティーができるLDKを、という ご要望のリフォーム。

5.4mのロングカウンターキッチン

料理自慢の施主様が腕をふるえるように5.4mのロングカウンターキッチンを設置。カウンターの上が均一に明るくなるよう建築化照明を配置。「お施主様の前に施工業者さんが『これはいい!』と言ってくださったのもうれしかったですね。」

メゾネットタイプのマンションに設置されている階段はもともと無垢材でしたが、黒で塗装して、白い空間のアクセントに。冷暖房効果を考えて設置したスライドドアは、空間が広く見えるに透明素材にしました。

リフォームの完成披露ホームパーティの様子です。ロイヤルコペンハーゲンの食器でフルコースを作ってくださいました。とても洗練された美味しいお料理に皆で感動。もちろん、5.4mのキッチンが大活躍です。

お手持ちののリトグラフの額装も、インテリアに合わせて白に入れ替えました。設計だけではなく、カーテンや額装などの仕上げにもこだわりたいものです。

インテリアのセンスを磨くには?

「良質なインテリアの事例が掲載された雑誌に目を通すとか、いろんなセミナーに参加するとか、そういったことは基本として継続するとよいと思います。それに加えて、私が実践しているのははやりのファッションをチェックすることですね。ファッション雑誌も読みますが、楽しいのは電車で移動中に中吊り広告を見ることです。ファッション業界は常に1歩も2歩も先のはやりを追っています。ファッション業界のカラーやスタイルの流行は、そのあとインテリアの世界にもやってくることが多いので、必ず役にたちますよ。それと、よいものは「実物」を実際にたくさん見て触れるようにすることも大切です。やっぱりホンモノを知ることが一番ですからね。」

額装やさんでフレームの選定中

額装やさんでフレームの選定中


カーテンショップで選定中

カーテンショップで選定中

新治さんにとって「インテリア」とはなんでしょう?

インタビュー中の新治さん

「インテリアは生き方を表現することでもあると思います。
人生は、常に変化しています。
若い頃、結婚して家庭を持った頃、子供が生まれて母となった頃、そして子供が独立したらまた一人の女性としての人生があります。
その時々の、『イマ』をしっかりと楽しんでほしい。
それを実現する一つの手法がインテリアだと思います。
皆さんも、ぜひ良いインテリアライフを!」

ありがとうございました。